2021/1/1UP


カクダノマスク

 「さて今年は角田市長選の年だ。忙しくなるぞ」と気を引き締めた2020年の始まりが、ついこの間だったような気がします。新型コロナウイルスを常に意識し、追い立てられるように生活していたからでしょうか。時の流れが例年より早いと感じています。 昨年12月発行のあんふぃに当欄で、その年にたびたび記事に登場させた言葉を「角田の流行語」として紹介しました。今年もやってみようと思います。もちろん市長選が注目ニュースで「引退」「立候補表明」「三つどもえ」などの言葉を記事に何度も書きましたが、それでも今年はコロナ関係の言葉が中心になってしまうのでしょう。 というわけで「マスク」を角田の流行語に選びたいと思います。河北新報の記事データベースで「角田市 マスク」と検索すると、30件ほどがヒットしました。「市内の妊婦らにマスクを無料配布」「角田市シルバー人材センター、小学1年生に手作りマスク寄贈」「角田市に生産拠点を置く電子部品大手アルプスアルパインが市にマスク約2000枚贈る」などです。マスクの寄贈は他の市町村でもありましたが、アイリスオーヤマ角田工場でマスクの生産が始まったこともあり、角田のマスク関連の記事は多かったと思います。取材中にはマスク絡みの苦労がありました。写真を撮る際、取材対象者に「少しの間、マスクを外してしゃべらずに、それでいて笑顔で」などと、難しいお願いをすることも。面識のある人と会ったのに、マスク姿だったために顔立ちが分からず、つい初対面のように接してしまったことも何度かありました。「目は口ほどに物を言う」と言いますが、やはり記者は人の話を聞く仕事なので、口を見ることも大切と実感しています。さて今年の「現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞」年間大賞には「3密」が選ばれました。密を気にせず人とmeets(ミーツ、会う)できる日常が少しでも戻る年になってほしいと思います。今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。


角田市シルバー人材センターが手作りしたマスクの贈呈式(5月)

市長選の開票は、職員がマスクとフェースシールドを着用して行われた(7月)