2026/1/1UP
新たな鼓動
今年も12月。皆さんはどのような1年を過ごされましたか?私は年始に掲げた目標が何かも忘れている始末。新年こそはしっかりしよう、とひそかに誓っています。
角田市にとって2026年は、少しばかり変化がある1年になるかもしれません。空き店舗を活用したラム酒の蒸留やブックカフェのオープン、7月に国の登録有形文化財となった笹森家住宅のさらなる活用など、活力が失われつつある商店街で新たな取り組みが予定されています。
今月15日、角田自治センターで「かくだ商店街ミーティング」が開かれました。市職員をはじめ、商工関係者や農家、学生などから年代も幅広い20人以上が参加。グループワークでは、ブックカフェや笹森家住宅の活用策、街中心部の未来などについて議論がなされました。
議論の中で印象的だったのは、参加した大学教授の意見。「角田は何もないって地元の人は言うけれど、むしろ中心部に何でもある」と話し、10万人規模の地域の方が市街地の空洞化が進んでいると指摘しました。大規模商業施設などがない人口2万6000人の規模だからこそ、スーパーや飲食店、公的施設などが集約されているのかもしれませんね。
また、商店街ミーティングを見ていて感じたのは、市民の手で地域活性化を具体的に検討できる良さです。もしこれが数十~数百万人の大都市であれば、デベロッパーや鉄道会社などが街づくりを主導的に進めることが一般的。そうではなく、地域住民自身が危機感を持ち、持てるもの、あるもの、できることの中で、知恵と理想を共有していく―。資本力こそありませんが、その過程があることでオリジナリティーと継続性が望める街づくりになっていく気がします。
新年の干支は午年。新しい挑戦が続々と生まれる馬力のある地域になることを願い、年末を過ごしたいと思います。皆様もどうぞよいお年をお迎えください。
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| 商店街活性化へ議論がなされたミーティング |
